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Mini Envelope〜Wild Rose〜
¥542
封筒1枚:H:75mm × W:110mm 桃色の無地のカード1枚:H:70mm × W:105mm ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次開かれる時まで 何かを封じ、とどめて守る。 そんな封筒のもつ情景を、 普段ポップアップでは裏方仕事を担う タブの仕組みを使って表現しました。 モチーフは野薔薇。 花びらを閉じる秘密の順番を見つけて封を開け、 そしてまた咲かせることでとどめてください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 製作した背景としては、 「今のこの気持ちを確実に届けたい、だけど 大そびれた感じじゃなくてさり気なく伝えたい。」 そういう場面に遭遇する度に 「あぁ、今この去り際に一筆お礼を書いてサッと渡せたらいいのに!」 と思いながらも言葉でお礼を述べるのみになり 後で悔しい思いをすることが多々ありました。 特に海外の旅先で きっともう二度と会えないだろうし名前も分からないけど、 めちゃくちゃお世話になった方たちとの別れ際。 今回この封筒を作れたことで、 さり気なく、且つきちんと一言伝えたい時が来てもこれからは、 この封筒にお礼を書いて渡せるという安心。 次の旅では鞄にこの封筒とペンを常備します。 (もし桃色のカードで書き損じても大丈夫。 個人的には封筒の内側に直接メッセージを書くのが 一番良いと思っています!) さてみなさまはどのように使ってくださるでしょうか。 贈り物への同封や手渡しする手紙など、 (QUOカードやポケモンカードも入ります) どうしてもな気持ちをしっかり包んで届けるため、 力になれたら嬉しいです。 One Two When I close my sides, Three Four Five It's time to sleep. Then you will see something hidden, Let me bloom to keep it again. Hiromi Takeda
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Parts Flakes〜From My Secret Garden2〜
¥770
・ペーパーフレーク:パンジーの花全8種1枚ずつ+その他の花や虫2枚の計10枚 (パンジーの花のサイズは直径約4cmの円ほどの大きさです。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ポップアップの作品を作るため 台紙やパーツ用に描いた花たちを、 ペーパーフレークスとしてもお使いいただけるよう 切り抜きし直して作りました。 ここ数年、配色や模様を描くのが楽しい パンジーの花たち8種を基本とし、 蝶や蜂、花のフレークスをランダムに2枚足した 計10枚のセットです。 手帳や手紙の封に貼ったり ジャンクジャーナルなどにも。 お好きな所に自由に使っていただけたら嬉しいです。 (私は丸めたマスキングテープを使って壁に貼っています。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Hiromi Takeda
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Carousel Pop-Up〜Holy Garden〜
¥8,800
H:約83mm × W:約115mm(閉じた時) クリップ付き ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 切り株の道を乗り継いで 木のトンネルをくぐると見えてくる とんがり屋根が目印のお店たち。 本にお菓子にそれからお花。 お気に入りを揃えて目指すのは とっておきのこの木陰。 どこか遠くへ来たような 私に還る私の庭。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このポップアップはカルーセルタイプといって 閉じた状態からぐるりと外側に表紙・裏表紙を180度ひらくと 三つの景色が立体になって立ち上がってくる仕掛けです。 2024年11月の個展会場である、東京小平にある植物の本屋"草舟あんとす号"さま、 お隣にあるお菓子やさんの"conafe"さま、 そのまたお隣にある花屋さんの"コトリ花店"さまをモチーフに、 その3店を繋ぎ守るように存在するHoly Gardenを表現しました。 ポップアップを自分で作るだけでなく、 勇気を出して世の中に出してみようとやっと思えた時、 その背中を押して支えてくださったあんとす号さま。 はじめに還ってまたはじまりたいとき、 ひとり静まりたいとき、 好きな時間を好きなものたちと過ごしたくて仕方ないとき、 いつでも還れるように作りました。 皆にもそんな場所がありますか? このHoly Gardenのポップアップが貴方の心の中の庭として 広げればいつでも待っていて、 いつでも還れる場所になれたら嬉しいです。
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Pop-Up Artist Book〜Beginning of Blooming Season〜
¥17,600
size:約181mm×約118 mm×約10 mm(閉じた時) 全5ページ(pop-upは3ページ) ーーーーーーーーーーーーーーーーー 咲きゆく季節のはじまりとそれから。 一見静まり返った地面から、想像もしなかった形や色の花が次々と咲いては枯れていき、季節が進むにつれてまた別の花が咲いては消えてゆく。その光景はまるで地面から打ち上げられる花火のようだと感じます。この作品では、そんな季節のはじまりとそれからの光景を連続する3つの野花のポップアップのアートブックとして表現しました。 モチーフとして選んだのはSnowdrop、Woodanemone、Buttercupという早春に咲く花から始まる3つの野花です。仕掛けは普段設計することが少ない、台紙を平らにして見るタイプの型紙づくりに挑戦しました。あらゆる角度から見られることを想定した設計にはあまり慣れおらず手を焼きましたが、最後のページでしっかり蝶を羽ばたかせることができた時は思わずしたり顔をしてしまいました。 さて、貴方の手のひらの内に在るこの平らで静かな地面から貴方の手によって咲いた花は、一体何と出会い何を感じ、そしてまた平らに戻ったその次には何が待っているのでしょうか。貴方の何かのはじまりの時、どうかこのポップアップがひっそりと且つしっかりと寄り添いますように。
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Pop-Up Artist Book 〜Orchids〜
¥60,000
size:約237mm ×約102mm ×約22mm(閉じた時) 全8ページ(pop-upは6ページ) ストーリーブック1冊 ダイカットのThank you card ※この作品は送料無料にて国内へお届けいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 2021年が始まったばかりのある日、蘭の花には想像以上に多くの種類が存在することを知った私は、そのそれぞれに引力ある静かな佇まいや思いを秘めたような表情の一つ一つをポップアップで表現することが、次の自分のミッションだと強く感じました。設計を開始してから完成まで約2年。この作品は、全12種類の蘭の花をそれぞれ違う仕掛けによって表現し、咲かせる標本としてまとめたポップアップです。 配置を変えて蛇腹製本した作品では、2023年アメリカのThe Movable Book Societyが主催するArtist Bookのコンテストにて大賞をいただきました。 ・ ここ数年はこの作品を意地でも完成させることが自分の中の絶対的なものだったので、カードではなく”本”として作品を魅せられるレベルまで昇華させるべくこれまで学んだ技術や気力や焦りなどを練りこみながら最後には形にできたことが嬉しくてなりません。 だからこそ、日々の中で、別に何ということでもないけど少し思うことがあったりして「あぁあ」と椅子にこしかけふうと溜め息のようなものを吐く時、自然とこの蘭のポップアップを取り出し、何も考えずただゆっくり開いては閉じていることがあります。花びらの動きをぼーっと目で追ったり、斑点模様の丸の形を見てみたり、色の混ざり具合を見てみたり。ページが終わる頃には、密かに心の内を聞いてもらっていたような、本当に少しだけど力が宿っているような感じがあります。制作を決めた時・制作をしている時には想像もしていなかったけれど、色々な課題を乗り越えこの作品を存在させられたという事実が、それ以降の自分にとってこれほどの励ましと癒しになるとは。手の内で咲かせてくださる方にも、花が咲きそして閉じていく時間をゆっくり楽しんでいただくと共に、何かをふんばる貴方を近くで見守る存在として在りたいという気持ちを込めて、届けさせていただきます。
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card size Art Work "Let Me Bloom"
¥3,300
SOLD OUT
H:155mm × W:100mm(見開き155×200) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このLet Me Bloomは、私がポップアップの独学を始めてから約5年経った2011年、 オリジナルとして初めて設計した作品のカードサイズ版です。 暫くの間組み立てや販売を中断していましたが今年は何となく「今組み立てて今届けたい」という気持ちが静かに沸き起こったので今回組み立てました。 またこの作品は、憧れのペーパーエンジニアであるイギリスのKeith Moseley氏に実際に会うまでの道作りをしてくれたり、私自身が暗闇に居た時にはとても大切な事を思い出させてくれた型紙でもあるので、特別で大切な存在です。 手にしてくれる方にとっても大切で必要な扉が開くよう、そして、ご自身がそのままで既に咲いていることをいつでも思い出せるようにという二つの気持ちを込めて、気持ちと気合を込めて組み立てました。 今回は隅にサインを入れさせていただいています。 そのままで飾っても、大切な方へメッセージを書いて贈っても。 そしてお値段について。 色々迷う時間が長い人間で出した答えも合っているのかどうか不安でしかないのですが、その他のポップアップ作品も然り、やはりカードではなく、(カードにもできる)"作品"として受け止めてもらいたいと思っていて、作品の在り方とこれからの自分の在り方を考えた結果販売価格を前回よりも上げさせていただいております。 その上でもし、貴方のお手元で咲けたら嬉しいです。 お側に居て、いつか貴方が落ち込んだりする時にこそ、この花は咲きます。
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card size Art Work "Viola"
¥2,420
H:155mm × W:100mm(見開き155×200) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 色々な仕掛けを盛り込んだ、パンジー・ビオラ・菫の カードサイズのポップアップ作品です。 こちらに顔を向けて話しかけているようなパンジーやビオラ。 その足元でひっそりと首をもたげる小さな菫。 ひっそりと蜂もやってきます。 そしてそれらが動くことができるのは、 虫喰いの葉があってこそ。 組み立ては、手にしてくれた方がそのままで既に咲いていることを思い出せるようにという気持ちを込めて行いました。 また、今回新しく作り直すのをきっかけに、一部の花を描き直しました。 より引力の高まったビオラのポップアップ作品、 そのままで飾ったり、大切な方へメッセージを書いて贈ったりしていただけたら嬉しいです。 濃藍色またはグレー色の封筒1枚をお付けしてお届けいたします。 Hiromi Takeda
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card size Art Work "Gerbera"
¥1,860
H:155mm × W:100mm(見開き155×200) 封筒:1枚(色はお任せください) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私がポップアップの独学を始めてまだ2、3年の頃。 何をどうすれば仕掛けとして機能するのか手探り状態のなか、 大切な大切な友人のお祝いの為に小さな花のカードを作りました。 このガーベラのポップアップ作品は その時の型紙を10年後の私が改良したものです。 組み立ては、手にしてくれた方が 自分が咲いていることをいつでも思い出せるように という気持ちを私なりに込めています。 そのままで飾っても、大切な方へメッセージを書いて贈っても。 封筒を一枚お付けしてお届けいたします。 さらに今回は蝶々の色を選べるようにしました。 水色(これまでと同じ)、白、橙、濃い紫色の4種の蝶々から お好きな雰囲気をお選びください。 Hiromi Takeda
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card size Art Work "German Iris"
¥1,430
SOLD OUT
H:155mm × W:100mm(見開き155×200) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私にとって特別な日。 それは2013年の8月8日。 誰よりも尊敬するイギリスのペーパーエンジニア、 Keith Moseley氏にお会いできた日です。 この型紙は あの日Keith氏のお家の庭に咲いていた ジャーマンアイリスがモチーフで、 実際にKeith氏に型紙を見せ添削してもらった 唯一の型紙の縮小版です。 この花を見ると私は、 Keith氏と対面した時に全身で感じた あの初めての類の気持ちや 設計の美学や未知の仕掛けを教わった時のこと、 そしてその時同時にお会いできた 100歳のお誕生日を迎えられたばかりの女性から こっそり人生の秘訣を教わった時の事を思い出して びゅんとあの異次元な時空間に戻ります。 組み立てでは 手にしてくれた方がそのままで既に咲いていることを ちゃんと思い出せますようにという気持ちを 私なりに込めています。 そのままで飾っても、大切な方へメッセージを書いて贈っても。 薄灰色の封筒をお付けしています。 Hiromi Takeda
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card size Art Work "Fuchsia"
¥1,650
SOLD OUT
H:155mm × W:100mm(見開き155×200) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5年前、北アイルランドに数ヶ月滞在していた際 初夏の野道でよく見かけた赤色と紫色のフクシア。 雨が止んだ後に吹く涼しい風に 雫をまといながら華奢な脚を ゆらゆら揺らす姿をよく覚えています。 この型紙はそんな思い出のフクシアをモチーフに 2016年に設計した作品の一部を切り取ったものです。 元の作品は、アメリカの「Movable Book Society」主催のコンテストでアーティストブック部門のファイナリスト10作品に選出されました。 組み立ては、手にしてくれた方がそのままで既に咲いていることを思い出せるように、という気持ちを私なりに込めています。 そのままで飾っても、大切な方へメッセージを書いて贈っても。 濃緑色の封筒1枚をお付けしています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最後に載っている写真は、 実際に北アイルランドの野道で見かけた 赤と紫色のフクシアです。 Hiromi Takeda
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Ornament tag "Forget Me Not"
¥880
H:103mm × W:93mm タグ型ポップアップカード:1枚 水色か卵色のリボン:1本 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 贈りものをしたい、という気持ちの素の気持ちを より深く届けるために ポップアップができそうなことはないかな。 そう考えて、 箱や袋を開ける時間を演出するような 小さな花束のタグ型カードをつくってみました。 選んだ花は勿忘草とデイジー。 どちらもいつしかの散歩で見かけた野花です。 しかけは自分で動かすタイプで、 右の葉っぱを矢印の方向へ左右に動かすと (葉っぱに密かに矢印を描いています) デイジーの陰から蝶々が出てきます。 上部には穴が開いているので 贈り物のリボンがけの時に通したり、 リボンがけが既に済んでいるお品物には 穴に切り込みを入れて差し込むことで、 花束を添えたような飾りができます。 また、 紙袋等の梱包には取手から提げられるよう リボンを同封しました。 よろしければお使いください。 裏面は白地ですので 直筆のメッセージも忘れずに。 手書きの言葉ほど届くものはありません。 贈り物を受け取った方には リボンを解いた後にオーナメントとして 楽しんでいただけたら嬉しいです。 贈る方の気持ちを余すことなく届け、 受け取る方の心にいつまでも残り、 時々臨場感をもって思い出してもらえますように。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※今回より橙色の蝶々を新しく描き直しました。 仕掛けや動き、サイズは前回と同じです。 Hiromi Takeda
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Pop-up Amulet "Lily of the valley"
¥3,300
SOLD OUT
・作品/H:160mm × W:95mm ・箱に入れた状態/H:216mm × W:105mm × D:16mm ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 多くの人から可愛いとされる存在を 自分も同じように可愛いと思うことを どこか避けるようなところがありました。 でも、可愛いものは可愛い。 鈴蘭の花モチーフに対しても ちょっとそんなところがあったけれど、 ふと春先に見かけた鈴蘭の花を やっぱりどう考えても可愛いなと思ったのをきっかけに、 そう思うことを大事にすることにしました。 そして作ったのがこの 鈴蘭のポップアップです。 フランスでは5月1日に鈴蘭をもらった人には 幸運が訪れると言われるらしいですが、 5月1日だけと言わず受け取った人には いつもいつまでもそうであれ! という気持ちを込めて設計しました。 仕掛けについては、 いつもは開くと立体になるタイプの仕掛けですが、 今回はタブを引っ張ると平面が動くタイプを使っています。 タブを引っ張り始めてから終わるまでの時間、 何がどう動き何が消え現れるのか‥‥。 是非ゆっくり引っ張ってみてほしいです。 また、今回作品の上部は フランス製のオーガンジーリボンで留めてあります。 壁などにかけて飾るなど お守りのようにして使っていただけます。 裏面は無地なので 贈り物としてメッセージを書くことも可能です。 さらに今回は専用のスリーブ型貼り箱もつくりました。 箱作りは数年前から勉強しつつ制作していますが、 ポップアップとの調和を考えて設計した箱も 楽しんでもらえたら嬉しいです。 最後に、 箱の中にはすみれの花のペーパーフレークを数枚だけ、 散らばせておきます。 何かしらにお使いくださいませ。 (妹はリモートワーク用ノートPCのカメラレンズの上に貼ってます。うっかりカメラがONになって突如顔が出てしまうのを防ぐためだそうです。) みなさまとみなさまの大切な方々に、 とっておきの良いことがありますように。 Hiromi Takeda
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Paper Bag "Primrose&Bluebell"
¥1,155
SOLD OUT
<内容> ・ペーパーバッグ:1枚(H:133mm × W:180mm× W:60mm) ・無地の紙:3枚 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 春のはじまりの頃アイルランドで見かける たまご色のプリムローズをモチーフに、 花を咲かせたり眠らせたりして開閉する ペーパーバッグをつくりました。 少し遅れて庭に咲き始めていたブルーベルには 蜂がやってきていて、なにやらいそがしそう。 小さな贈り物を入れたり大切な紙きれを入れたり等、 そっと開けて封じられていたものを愛でる時間の はじまりと締め括りに 使っていただけたら嬉しいです。 Hiromi Takeda
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Paper Bag "Wildflower Meadow"
¥1,155
SOLD OUT
<内容> ・ペーパーバッグ:1枚(H:133mm × W:180mm× W:60mm) ・無地の紙:3枚 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 赤いポピーに薄紫の矢車菊、 その間に高く低く咲く白のカモミールや 山吹色のマリーゴールド。 黄色と紫の春を継いで夏へと繋ぐ初夏の草花たちは 陽の光と雨を交互に浴びて驚きの速さで育って咲くため、 日毎に変わっていく草地の景色に驚き感動したのが アイルランドでの強い思い出の一つです。 あの季節の色や空気の匂いを 想いながら作ったペーパーバッグ、 使っていただけたら嬉しいです。 Hiromi Takeda
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Envelope "Wildflower Meadow"
¥770
SOLD OUT
<内容> ・封筒1枚(洋型2 H:114mm × W:162mm) ・無地の紙3枚(色はお任せください) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次開かれる時まで 何かを封じ、とどめて守る。 そんな封筒のもつ情景を、 普段ポップアップでは裏方仕事を担う タブの仕組みを使って表現しました。 モチーフは初夏の野原に集う野花たち。 赤いポピーに薄紫の矢車菊、 その間に高く低く咲く白のカモミールや 山吹色のマリーゴールド。 黄色と紫の春を継いで夏へと繋ぐ初夏の草花たちの 花びらを閉じて封を開け、 そしてまた咲かせることでとどめてください。 完全に密封する留め方では無いので 切手を貼ってポストへ、ではなく 贈り物への同封や手渡しする手紙、 または大事な紙片を入れるのがおすすめの使い方です。 Hiromi Takeda
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Envelope "Pansy"
¥534
SOLD OUT
H:114mm × W:162mm(洋型2:中に入るサイズ:A5(二つ折) 無地の紙3枚(色はお任せください) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次開かれる時まで 何かを封じ、とどめて守る。 そんな封筒のもつ情景を、 普段ポップアップでは裏方仕事を担う タブの仕組みを使って表現しました。 モチーフは物言いたげな暗く強い色合いのパンジーたち。 今まで会った、「ああこの人はこれまでどんな時間や経験、それによって感じてきた感情があったのだろう」と思わせる引力のある人たちを思い出しながら、可憐に見える姿の奥から発せられる引力と静かで強い魅力を表現したくて、今回は仕掛けよりも色の塗り方や配色の方に気力を注いで制作の時間を過ごしました。 野ばらの封筒と同じくこちらも、 花びらを閉じる秘密の順番を見つけて封を開け、 そしてまた咲かせることでとどめてください。 完全に密封する留め方では無いので 切手を貼ってポストへ、ではなく 贈り物への同封や手渡しする手紙、 または大事な紙片を入れるのがおすすめの使い方です。 野薔薇がモチーフの封筒も作りましたので そちらも合わせて見てもらえると嬉しいです。 One Two When I close my sides, Three Four Five It's time to sleep. Then you will see something hidden, Let me bloom to keep it again. Hiromi Takeda
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Book【Blooming Flowers】
¥1,980
2018年秋からの一年は、 この1冊をつくるのに 気持ちも体も全部を使いました。 ポップアップが表現するものは何か。 共通して贈っているものは何か。 私じゃない誰かがつくるからこその 楽しみや悩みどころは何か。 それをどうしたら言い過ぎず言わな過ぎず いい塩梅で調和して伝えられるか。 ちゃんと、妥協点なく、 気概を込められたと思っています。 制作途中での恩師の死、 叶わなかった再会。 それでもこの本に集中して、 今の気持ちがちゃんと伝わるように、 なけなしの知識でも出しきれるように、 そうさせてくださった編集者さまに出会えたこと、 手にしてくださる方々の存在を知れたことに 本当に幸せを感じています。 お家で用意していただきたいのは ハサミ、のり、定規、カッター、カッターマットなど。 本の最後に型紙(全11種)が収録されていますので それらを本から切り離し、 掲載されている説明書を見ながら ゆっくりじっくり組み立ててくださいませ。 初心者の方でも15分前後で組み立てられると思います。 (指先と右脳左脳どちらも連動して使うので、 もしかしたら手と脳の運動に良いかもしれません。 力の補助が必要な方には、製本用のヘラを使うと、 少しの力でも紙が折りやすくなって助けになります。) あなたや、あなたからこそ繋がれる誰かの手の内で 咲けるきっかけをくださったこと、 改めて本当にありがとうございます。 武田 裕美
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ART WORK "Let Me Bloom(実寸大)"
¥22,000
SOLD OUT
H:400mm × W:200mm × D:90mm (閉じた時:H:400 × W:130mm) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー オリジナル作品「Let Me Bloom」の実寸大。 始めて設計した2011年から8年、 動きの表現は同じですが 台紙を開く人の前にだけ存在し、 その人と対面して咲くように感じられるよう、 型紙と制作工程を見直しました。 平面から立体へと生み出し、 そして自分の手で平面へと閉じ込める情景。 また閉じた後で感じる面影を楽しんでいただけたらと ひとつひとつ組み立て、製本しています。 立てて棚に飾っても、 咲かせる度に閉じて箱にしまい、 また次開けたいと思う時を待つのもいいです。 全て紙で組成された作品ですので、 湿気の多い場所に長期間置くことは 出来る限りお控えくださいませ。 専用の箱に入れて発送いたします。